昨夜お風呂にはいりながらラジオを聴いていたら、
時節柄「お雛様」のお話しが流れてきました。
話し手は江戸木目込み人形の作者:塚田詠春氏
この人の作品,作製工程は塚田工房のhpで見る事が出きました。
http://www.edokimekomi.com/
興味を引いたのは、木目込む布地についてでした。
この人の作品では、生地は明治・大正・昭和初期の着物の生地を
集めて使っているとの事で、話の中では「古代ぎれ」と言っていましたが、
この手のリサイクルというか、手法は名物茶器の入れ物の古代裂/古代切
利用など古くからの数寄者好みということなのでしょうね。
ちいさな端切れの値段が途方もなく高価だったというのはよくある話です。
古い着物もおちおちすてられませんね。
以前、「なんでも鑑定団」に出ていた、棗をいれる袋の職人さんが残した
古代裂/古代切に何百万もの値段がついたのを思い出しました。
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