2009年6月16日火曜日

気になる映画(その2)

気になっている映画の2番目は「愛を読むひと」です。
v.ウルフの「ダロウェイ夫人」をキーに3人の女性の人生の一瞬を「死」を絡ませながら描いた「めぐりあう時間たち」の監督&脚本家コンビが二コール・キッドマンに続いてケイト・ウィンスレットに第81回アカデミー賞主演女優賞をもたらした映画です。
記事によれば、当初ケイトのスケジュールが合わず、二コール・キッドマンで2007年8月から撮影開始。ところが2008年1月にニコールが妊娠により降板し、当初のケイトの配役が実現したという複雑ないきさつがあったようです。
監督はスティーヴン・ダルトリー、あの「リトル・ダンサー」覚えてますか?「めぐりあう時間たち」でもそうでしたが、この監督、なにげなく、同性愛やバイセクシャルの人達を登場させます。「めぐりあう時間たち」では、まるで推理小説のように映画のプロットが複雑に絡みあい、小説の世界や現実の世界が絡みあい、「死」という主導動機があちこちに顔を出す、かなり衝撃的な映画でした。
さて、今回は?
・・・年上の女性・・・pierreの理想でしたが・・・!???

3 件のコメント:

  1. 朗読者の映画化ですね! それを「めぐりあう時間たち」の監督,脚本よいうのは,おもしろそうです.

    「めぐりあう時間たち」は私の中でベスト3に入る作品.ダロウェー夫人が死を免れて,兵士は自ら命を絶って,そしてウルフも死を選ぶ.私にとってはすべてがシンクロするとき,背筋がぞくっとするほどの感動でした.

    「愛を読む人」,私も気になります.

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  2. ご覧になったら是非ご感想を・・・
    話は変わりますが、
    「ダロウェー夫人」そのものをベースにした映画もありましたね??
    ウルフお好きなようですね?
    マードックは如何??
    ジュディ・デンチの演じたマードックも凄かったですね。
    アイルランド系・・・???
    この連想を続けると、どうしても「ライアンの娘」に行き着いてしまいます。当時まだ高校生でしたので、森の場面はとても刺激的でした。アイルランド独立運動が当時の学生運動と重なり印象に強く残っている映画です。当時は妻ライアンを支えるロバートミッチャムの演じる人物がいまひとつ分かりませんでしたが・・・年齢を重ねて、少し理解できる気がします。

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  3. ウルフは大好きな作家のひとりです.
    「ダロウェイ夫人」はヴァネッサ・レッドグレイブがクラリッサを演じていましたね.
    確か三越劇場がまだあるとき,そこで観た記憶が.
    マードックは読んだという記憶はあるものの,あまり
    印象に残っていません.

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