2009年5月5日火曜日

LFJ2日目


昨日は朝9:00から6公演、写真は丸の内の街灯の花です。
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(1)ブランデンブルグ 6番(BWV1051)

  ブランデンブルグ 3番(BWV1048)

  ヴィラ・ロボス  ブラジル風バッハ9番


  6番の3楽章が好きです。体が揺れ動くリズムです。
  演奏しているバイオリンのおじさんがチョットJUMP!
  3番はブランデンブルグの中でもよく演奏されますが、
  2楽章の楽譜は和音2個のみ、というより、2つの楽章
  の間に2つの謎の和音があるというもので、
  この演奏は千差万別♪ 
  今回は通奏低音でこの和音を演奏して、 
  その上で他の楽器は、別の楽曲から持ってきたりのか、 
  バイオリンやチェンバロのカデンツァなのか知識不足で分かりません。
  ロボスはなるほどこんなものかという以上に、バッハの影響の大きさ
  を意識させられました。

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(2)ミサ曲ト短調(BWV235)  マニフィカト(BWV243)


  今のところ、この演奏が一番気に入っています。   
  演奏は古楽アンサンブルです。声楽はソプラノ、カウンターテナー
  アルト(マニフィカトのみ)、バス、テノールのソリストのみ
  合唱はありませんでした。
  ト短調冒頭のKyrieがとてっも良くて、チョット感激してしまいました。
  ソプラノ、カウンターテナーが出色でした。
  マニフィカトは以前、カラヤンの録音を聞いたときは、何も意識
  しなかったのですが、今回はそれぞれのアリアのよさを認識できました。
  合唱バージョンをもういちどCDで確認しようと思っています。
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(3)前奏曲変ホ短調(BWV853) ストコフスキー編曲

  パッサカリアとフーガ ハ短調(BWV582) ストコフスキー編曲

  トッカータとフーガ ニ短調(BWV565) ストコフスキー編曲

  シャコンヌ(BWV1004から)斉藤秀雄編曲


   これは、失敗でしたネ。昔はそれなりに聞いていたはずですが、
   いまは、退屈すぎるというのが正直な感想でした。
   これも、面白い体験でした。

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(4)2台のピアノのための協奏曲1番ハ短調(BWV1060) 児玉麻理・桃

   2台のピアノのための協奏曲2番ハ長調(BWV1061)

   3台のピアノのための協奏曲1番ニ短調(BWV1063) +小曽根真


   これまで何年もLFJに出演している桃ちゃんですが、演奏を聞くのは
   は初めて。まだ、ういういしいですね。途中譜めくりのトラブルも
   なんのそので、引き通しました。1番いいですね。
   ジャズピアノの小曽根さんもLFJの名物ですが、JAZZ風のカデンツァ
   面白かったです。

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(5)チェンバロ協奏曲1番ニ短調(BWV1052) ブリジット・エンゲラー

   チェンバロ協奏曲5番へ短調(BWV1056) ペレゾフスキー

   2台のピアノのための協奏曲1番ハ短調(BWV1060)


   1年ぶりのペレゾフスキー。この人も最初からずーと
   LFJに出演しているロシアのピアニスト、諏訪内さんと
   同じときに、ピアノ部門でチャイコフスキーに優勝した
   人です。元気マークの演奏をいつもしてくれます。
   桃ちゃんたちの若々しい演奏とはまた一味違った
   演奏で同じ楽曲(BWV1060)も大分違う感じでした。
   5番の2楽章のアリオーソのなんと甘美なこと!

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(6)本日最後のロ短調ミサ曲(BWV232) 2時間!

   CDで聞いているときも、最初のKyrie,Gloriaで
   集中が切れてしまうのですが、どうもラテン語が
   いけません。
   意識が何度か飛びました。
   23:30終了で、最終2本前でセーフ。
   席はかなり空いていましたが、当日券はS席のみ!

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