LFJ(3日目)
(1) 11:45~12:15 hall C
オーケストラ・アンサンブル金沢&井上道義
このホールは全体的に小さくて、最後列でもOK
(1) 11:45~12:15 hall C
オーケストラ・アンサンブル金沢&井上道義
このホールは全体的に小さくて、最後列でもOK
①「音楽のささげもの」(BWV1079)から六声のリチェルカーレ ヴェーベルン編曲
昨日のオーケストラ編曲版にちょっとうんざりしていたので、若干腰が引けていた
のですが、とても面白く楽しめました。主旋律をメロディ楽器のみが演奏する
のではなく、いくつもの楽器の間で受け渡され、全体としてメロディーが聞こえて
くるという趣向の編曲で、バッハが現代音楽に聞こえる瞬間でした。この1曲で満足。
写真はこの時の演奏前のものです。
②ブランデンブルグ3番(BWV1048)
2日目に書いた2楽章は、チェンバロのカデンッアで処理しており、
最後に通奏低音がチョコット重なるという形でした。
③管弦楽組曲3番(BWV1068)
2楽章が「G線上のアリア」で有名なエールです。弦楽が指揮者の左右に別れて、音楽の受け渡しが
見た目にもよくわかる楽器配列で特徴がありました。ちょっと気になったのが3本のトランペットの
アンサンブルです。初代音楽監督の岩城さん以来、弦のアンサンブルの評判は聞いていました。
年は若い3人のトランペットですが、私にはどこかしっくり来ないところがありました。
井上さんの派手さと、このオーケストラの持つ雰囲気のアンバランスも面白い一面がありますね。
(2) 14:45~15:45 hall A
シンフォニア・ヴァルソヴィア&カントロフ
この組み合わせで、毎日のhall Aの公演の50%近くをこなしていましたね。
カントロフはもともとバイオリンで、グレン・グールドに見出されたという
エピソードをお持ちとか。ソリストのあとから、拍手をしながら出てくる姿がとても
印象的でした。
① バイオリン協奏曲第1番イ短調(BWV1041)
② バイオリン協奏曲第2番ホ長調(BWV1042)
③ 2つのバイオリンのための協奏曲ニ短調(BWV1043)
女性①と男性②のバイオリニストで③を演奏してくれました。
最終日なので、最終楽章のアンコール演奏ありました。全体的には満足
(3) 17:15~18:15 hall A
ヴィヴァルディ:四季から春
バッハ:管弦楽組曲3番(BWV1068)ニ長調
ヴィヴァルディ:4つのバイオリンのための協奏曲ロ短調
バッハ:4台のピアノのための協奏曲(BWV1065)イ短調
サプライズ!最初にネマニャが出てきて、突然春を引き出しました。
初めて聞きましたがとても楽しそうなバイオリンでした。
うわさによれば、4つのバイオリンでは浮いてしまうのが見え見えなので
ヤ~メたとか!次回の参加があればマークしておきます!
2曲目の3番は今日2回目ですが、金沢で気になったトランペットに注意して聞きました。
2曲目の3番は今日2回目ですが、金沢で気になったトランペットに注意して聞きました。
なんと、こちらのトランペットのアンサンブルの良いこと!すっきりしました。
4人のバイオリンのソリスト(予定していた一人がいないので、コンサートマスターが代役)って、
4人のバイオリンのソリスト(予定していた一人がいないので、コンサートマスターが代役)って、
そう滅多に聞けるものではないですよね? バッハのものはヴィヴァルディの原曲をピアノ
(チェンバロ?)用に編曲したものだそうです。このような企画はとても面白く、LFJらしい好企画
でした。個人的にはやはり弦楽のほうが聴きやすかったです。これも満足。
最後の大物「マタイ」は明日以降にレポートします。
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