最初の写真は800人のホールB7です。今日は昨日の席の隣の通路脇でした。
今日は昨日から日本人女性ピアニスト桃ちゃんがはずれたメンバー
ショパンとしても有名曲が一杯
ピアノ・ソロ全曲演奏 #4 1829~1831
OP.9-1 ノクターン 変ロ短調
OP.9-2 ノクターン 変ホ長調
OP.9-3 ノクターン ロ長調
OP.20 スケルツォ ロ短調
OP.10 12の練習曲
この演奏で感じた事は、若手とベテランの音の違いでした。
OP.9-1はケフェレック、OP.9-3はアブデル・ラーマン=バシャ
というベテラン奏者でした。特にケフェレックの音は、私には、
好ましいピアノの音で、一つ一つの音が明瞭に聞こえ、音が
空気に包まれているように響いてきました。
ところが、OP.9-2,OP.10を演奏したジャン=フレディック・ヌーブルジェ(24歳:
パリ音楽院教授)の音は、一つ一つの音が耳にキンキンと響き、居心地が悪い
ものでした。特に複数の音が混じりあってしまい、ケフェレクのように明瞭でない
演奏でした。音の出し方がこれだけ違うという良い例でした。
技巧的にはまったく問題ないのですが、特にフォルテの打鍵の際に妙な足の
音がするのも気に入りませんでした。まだ若いので、今後どのように変化するか
は来年以降のLFJでフォローできるでしょう。こんな楽しみもLFJの楽しみです。
本日2つ目は17時からなので、東銀座まで歩いて、歌舞伎座の写真を撮って
帰ろうと足を伸ばしましたところ、丁度、鉄砲洲稲荷神社の祭礼神輿が歌舞伎座前でしたので
見物客があふれていて、反対側の道路しか通れない状態でした。
正面で御神輿をあげているのが撮れました。
担ぎ手の手が真っ直ぐ伸びていますヨ。
さすがにカウントダウン時計は取り除かれていました。
歌舞伎座正面玄関の右側の屋根に人が乗っているのが見えますか?
さて、2つ目のコンサートは、ショパンと同時代の作者
(ロッシーニ、ドニゼッティ)の声楽曲2つとピアノ協奏曲1番でした。
ソプラノ:オルガ・ペレチャペレツコは最近聞いたソプラノの中でもピカイチ
ピアノは常連のペレゾフスキーで、相変わらずの凄腕ぶりでした。
彼のピアノでショパンというのもなんだ??と思っていましたが・・・以外に良かったです。
3つめはというと「ショパンの葬送」というなんだこりゃプログラム?
これ、私見では、コルボに何か演奏してもらえるように考えた演目かいな?
おもしろかったのは、オルガンでのop.28の「24の前奏曲」の4番・6番
の演奏でした。まるでバッハの多声の音楽のように聞こえました。
ヘルツィンの編曲した「葬送行進曲」のオーケストラ版もバイオリンと
ビオラの掛け合いなどとてもきれいな音楽でした。
モツレクはコルボさんご苦労さんでした。今回も声楽曲聞けました。
3つ目のコンサートはピアノ・ソロ全曲演奏#9 1831~1839
でした。op.34の「3つの華麗なワルツ」が聞けましたが、95年のショパンコンクール最高位の
ジュジアーニの「24の前奏曲」は私には退屈な演奏でした。
聞いていた場所は、午前中の場所の反対側の右端でした。音は聞きやすかったです。
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